学校環境に関する測定
学校保健法が改正され、平成21年4月1日から「学校保健安全法」として施行されたのに伴い、ガイドラインであった学校環境衛生の基準が、「学校環境衛生基準」として新たに制定されました。
当事業団では、「学校環境衛生基準」に基づく環境検査を実施しております。
事務所衛生基準規則に基づく環境測定
中央管理方式の空気調和設備が設置されてある事務所では、2ヶ月ごとに1回、定期に、一酸化炭素及び炭酸ガス含有率、室温及び外気温、相対湿度を測定しなければなりません。
また、ホルムアルデヒドは、建築や大規模な改修ののち、使用を開始した後、最初の6月から9月までに1回測定することが義務づけられています。
シックハウス・シックスクール(VOC)
近年、化学物質による室内空気汚染等が原因となり、居住者に体調不良が生じる『シックハウス症候群』や『化学物質過敏症』などが大きな社会問題となっております。これらは住宅・オフィス等の高気密・高断熱化に伴い換気量が減少した室内に、建材や接着剤等から揮発性有機化合物(VOC)が拡散することにより、人体に影響を引き起こすとされています。当事業団では、厚生労働省の「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」で策定された方法に基づき、室内空気汚染物質を正確に把握する調査・測定を行っております。シックハウスの測定方法には、アクティブ法とパッシブ法の2通りの方法があります。